お中元のお礼状!ビジネス用の例文とはがきの書き方!
お中元を頂いたら、必ずお礼の気持ちを伝えましょう。
親しい間柄なら電話で伝えるのもいいのですが、会社関係の大事なお相手ならばお礼状を書くのが礼儀です。
そこで、ビジネス用の例文とお礼状のはがきの書き方を紹介します。
参考にしてくださいね。
お中元のお礼状!
お中元をいただいたら必ず、お礼状を送ります。
正式なお礼は便箋に手書きをするものですが、企業などたくさんのお中元が届く場合のお礼状は、はがきに印刷したものが多く用いられています。
とにかく、すぐにお礼の気持を伝えることが一番大事です。
お中元の品を頂いてから、2~3日以内には投函するようにしましょう。
お中元のお礼状!はがきの書き方!
宛名の書き方
●会社宛 <例> 株式会社〇〇〇〇 御中
社名の下に「御中」をつけます。
社名が長い場合には株式会社を(株)と省略します。
●担当部署宛
<例> 株式会社〇〇〇〇
営業部 営業二課 御中
部署名の下に「御中」をつけます。
社名の下に無理に書かずに、改行して部署名を書いてもよいです。
●役職・肩書きのある相手宛
<例> 株式会社〇〇〇〇
代表取締役 △△△△ 様
株式会社〇〇〇〇 営業部
部長 △△△△ 様
まずは社名、部署名を書きます。
つぎに行を変えて、役職→氏名→様の順に書きます。
社名と部署名は一行に収まらなければ改行してもよいです。
●担当者宛
<例> 株式会社〇〇〇〇
営業部 営業二課
△△△△ 様
まずは社名、部署名を書きます。
次に行を変えて氏名→様の順に書きます。
裏面の書き方
拝啓(頭語) 盛夏の候(時候の挨拶)、貴社におかれましては、益々ご清栄のこととお喜び申し上げます。
平素は格別のお引き立てを賜わり、厚く御礼申し上げます。
さて、このたびは、結構なお中元の品をいただきまして、誠にありがとうございました。いつもながらのお心遣い感謝申し上げます。
貴社の益々のご発展と社員ご一同のご健勝をお祈りいたし、暑中見舞いかたがたお礼のご挨拶とさせていただきます。
敬具(結語)
●全体の流れ
・頭語(拝啓)
・時候の挨拶(季節を表わす言葉)
・相手の健康状態や商売の様子などにふれる
・お礼を述べる
・先方の健康を気づかうことばなど
・結びの言葉
・結語(敬具)
●頭語と結語はペアで使います。
一般的
「拝啓」+「敬具」
「拝呈」+「敬白」
改まった文書
「謹啓」+「敬白」
「謹呈」+「謹白」
●時候の挨拶(季節を表す言葉)
7月
・盛夏の候〜(7月全般に使えます)
・小暑の候〜(7月初旬に使います)
・大暑の候〜(7月下旬に使います)
8月
・立秋を過ぎても厳しい暑さが続いております。(立秋は8月7日頃)
・残暑の候〜(立秋を過ぎたら使います)
・処暑の候〜(8月下旬に使います)
お中元のお礼状!ビジネス用の例文!
●ビジネス用の例文 その1.
平素は格別のお引き立てを賜わり、厚く御礼申し上げます。
さて、このたびは、結構なお中元の品をお送りくださいまして、誠にありがとうございました。
今後とも変わらぬご愛顧を賜りますようお願い致します。
まずは略儀ながら、書面をもちまして御礼申し上げます。
敬具
●ビジネス用の例文 その2.
平素は格別のお引き立てを賜わり、厚く御礼申し上げます。
さて、このたびは、結構なお中元の品をいただきまして、誠にありがとうございました。
いつもながらのお心遣い感謝申し上げます。
貴社の益々のご発展と社員ご一同のご健勝をお祈りいたし、暑中見舞いかたがたお礼のご挨拶とさせていただきます。
敬具
●ビジネス用の例文 その3.
さて、本日は結構なお中元の品を賜り、誠にありがとうございます。毎々のご配慮に恐縮するとともに心よりお礼申し上げます。
平素はこちらこそお世話になっておりますのに、格別のご芳志のほど恐縮に存じます。
貴社のますますのご発展をお祈り申し上げますとともに、今後いっそうのご交誼のほどをお願いいたしまして、略儀ながら書中をもって御礼申し上げます。
敬具
まとめ
お中元のお礼状はすぐに出すのが基本マナーです。
とにかく品物が届いたら、簡単な文書で構わないので心をこめてお礼状を出しましょう。
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