お中元のお返しのマナー!表書きや時期を間違えないように!
お中元のお返しってどうしてますか?
お中元のお返しは必要ないと聞いたことがあるのですが、いただき物をしておいて何もお返しをしないというのもちょっと…
ということで、お中元のお返しのマナーについて調べてみました。
のしの表書きやお返しの時期などを紹介していますので参考にしてくださいね。
お中元のお返しって必要なの?
基本的に、お中元のお返しは必要ありません。
そもそもお中元というのは、お世話になっている方へ感謝の気持ちを伝えるもの なのでお返しは必要ないんです。
しかしお中元をいただいたら、すぐにお礼状を出すのがマナーなんですよ。
とても親しい間柄なら、すぐに電話でお礼を伝えてもOKですが正式なマナーは、お礼状を出します。
お礼状を出す目安は、お中元の品が届いてから2日~3日以内といわれています。
どうしても 「何かお返しをしたい」 と思うのであれば、ひとまずお礼状を出しておいて後日お返しの品を贈る 又は お返しの品物にお礼状を添える というのはいかがでしょう?
お礼状についてはこちらを参考にしてみてくださいね。
お中元のお返しの金額や品物について
お中元のお返しの品物の金額は、いただいたお中元の半額程度 の品物を贈るのが一般的です。
いただいた品物よりも高額な品物を贈った場合「次回から贈り物は結構です」という意味合いがあるので注意してくださいね!
一般的には、食べ物や飲み物、生活消耗品などが多いようです。
お子さんのいるお宅ならお菓子やジュースなど、コーヒーがお好きな方ならコーヒーの詰合せ、といった具合に相手の家族構成や好みを考えて喜んでくれる品物を選ぶといいと思いますよ。
お中元のお返しの時期とのしの表書きについて
お中元の品物が届いたからといって慌ててお返しの品を準備しなくてもいいですよ。
そもそもお返しは必要ないのですから…
だからといって何週間も間を開けるのもどうかと思いますがね。
お中元のお返しの「のし紙」は水引とのしが付いているものを使います。
水引は紅白の蝶結び
のし紙の表書きは贈る時期によって使い分けます。
●「お中元」 7月15日まで
●「暑中御見舞」 7月16日から立秋の前日まで
目上の方には「暑中御伺」
●「残暑御見舞」 立秋に入ってから処暑まで
目上の方には「残暑御伺」
※関西では…
8月15日までは「お中元」
それ以降は「残暑御見舞」
立秋を過ぎてしまったらお礼状に使う文面も、のしの表書きに合わせて「残暑御見舞」又は「残暑 御伺い」が良さそうです。
まとめ
●お中元のお返しは必要ありませんが、お礼状を出すのがマナーです。
●お返しの品物を送る場合は相手の喜びそうな物、いただいた品物の半額程度を贈るようにしましょう。
●お返しを贈る時期によってのしの表書きが違うので注意しましょう。
お中元のお返しにもいろいろとマナーがあるんですね。
失礼のないように注意しましょうね。
ちなみにお中元を送る時期は地域によって違いがあるんだそうですよ!
お中元の時期は北海道・関東・関西・九州で違う!いつまでが本当?