豆まきの落花生や大豆でのアレルギーは大丈夫?
「鬼は外~。 福は内~。」子供たちにとって節分の豆まきは楽しい行事ですよね。
しかし、そんな楽しい豆まきがアレルギーの子にとっては実は辛い行事のようです。
豆まきで使用する、落花生や大豆でのアレルギーについて紹介します。
豆まきの落花生でのアレルギー
私が子供の頃の豆まきといえば大豆が当たり前でした。
ところが最近は、豆まきに落花生をまく保育園・幼稚園が増えているんだそうですね。
どうして大豆じゃなくて落花生をまくのか調べてみたところ、
・まいた後拾いやすい
・掃除がしやすい
・まいた豆を食べるので、衛生面を考えて
というような理由からなんだそうです。
しかし園児の中には落花生(ピーナッツ)アレルギーの子供たちがいます。
ピーナッツアレルギーの子供たちにとっては、とても辛い豆まき行事になってしまったようです。
ピーナッツアレルギーは、殻の粉が飛散しただけで喘息やアレルギー性鼻炎、アナフィラキシーなどの症状が発症するのだそうです。
食べなかったら大丈夫!というのは間違いのようです。
落花生での豆まきをするということで当日は保育園をお休みしたピーナッツアレルギーの子供さんが、翌日保育園でアレルギー症状を発症して救急車で搬送されたという例を聞いたことがあります。
ピーナッツの粉末が残っていて、吸い込んでしまったのだそうです。
ピーナッツアレルギーは症状が発症したら、深刻な問題になるので十分注意しなくてはいけないのだそうです。
楽しい豆まきの行事が命がけの行事になるなんて!!
豆まきの豆が最近では大豆ではなくて落花生をまくところが増えていることも知りませんでしたが、それによってピーナッツアレルギーの子供たちが辛い思いをしているなんて、全く知りませんでした。
豆まきをする際には、周囲の理解が必要ですね。
豆まきの大豆でのアレルギー
やっぱり豆まきといえば大豆だと思うのですが、そういえば大豆アレルギーの子って豆まきの行事の時はどうしているのでしょうか?
大豆を使った食品って、枝豆、きなこ、豆乳、納豆、豆腐などの加工食品や 味噌、醤油、納豆などの発酵食品などたくさん種類がありますよね。
しかし、大豆アレルギーだからといってこれらがすべてダメというわけではないんだそうです。
人によってダメな食品が全く違うのだそうです。
といっても、豆まきのあとまいた豆を食べる風習なので、大豆を食べることになります。
さすがに大豆アレルギーの子が大豆を食べるなんてとんでもないですよね。
落花生(ピーナッツ)のアレルギーよりは、症状が軽いかもしれませんが、危険です。
最近では、大豆アレルギーや落花生(ピーナッツ)アレルギーの子供たちのことを考えて、まく豆を紙で丸めた物で代用する園もあるのだそうです。
この方法でしたら、豆まきの行事を中止することなく、安全に楽しめそうですね。
日本の行事でもある豆まきは子供たちにも伝えていきたいですからね!
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