初節句のお祝い金はいつ渡す?のし袋の入れ方や文字の書き方について
姪の初節句のお祝いに呼ばれました。
可愛い可愛い、姪の初節句。
ひな人形はおじいちゃん、おばあちゃんが準備するようなので、私はお祝い金を贈ることにします。
ちょっと待って!
ところで、お祝い金っていつ渡せばいいの?
のし袋って種類が色々あって分かりません。
それに文字の書き方も、お金の入れ方も決まりごとがあるようで…。
これはヤバいと思い、調べてみることにしました。
初節句のお祝い金はいつ渡す?
初節句のお祝い金と言っても、おじいちゃんおばあちゃんは雛人形・兜飾り・こいのぼりなどの購入用として、大金を贈る場合が多いと思います。
しかし、私のように親戚のおばさんとなると、贈る金額も渡すタイミングも違ってきます。
●雛人形・兜飾り・こいのぼりなどの購入用として現金を渡す場合…
初孫が誕生し、雛人形・兜飾り・こいのぼりなどの準備のため現金を贈る場合、2カ月以上前までに贈るのが良いと思われます。
雛人形・兜飾り・こいのぼりなどは、初節句の1カ月ほど前から飾り始めます。
なので、1カ月前には雛人形・兜飾り・こいのぼりなどが自宅になくてはいけません。
しかし、3月3日・5月5日 目前に雛人形・兜飾り・こいのぼりなどを購入しようとお店に行っても良い商品はありません。
気に入った商品を購入するためには、余裕をもっての準備が必要になります。
そのため、雛人形・兜飾り・こいのぼりなどの準備を現金で渡す場合は、2カ月以上前までに贈るのが良いと思われます。
●甥・姪(親戚)のお祝い金を渡す場合…
自分が祖父母ではなく親戚などの場合は、初節句の1週間から2週間前までに渡します。
もしも、初節句のお祝いの席に呼ばれているのなら、当日に渡しても良いでしょう。
次に、お祝い金を入れるのし袋についてですが、のし袋も色々あるんですね。
様々な決まり事もあるようですよ…。
のし袋の選び方
「のし」が付いている「紅白蝶結び」の水引の御祝儀袋を使用します。
初節句は何度あっても嬉しいお祝い事なので、何度も結び直せる蝶結びの水引を選びます。
金額が1万円くらいまでなら水引が印刷された御祝儀袋でいいようです。
包む金額によって、のし袋の大きさや華やかさを決めましょう。
のし袋の文字の書き方
お祝い事なので、濃い色で書きます。
毛筆で書くのが礼儀ですが、筆ペン・サインペンでもかまいません。
上段の書き方
女の子・男の子どちらにも可能
「初節句御祝」「祝初節句」「御祝」
女の子に贈る場合「初雛御祝」
男の子に贈る場合「初幟御祝」
下段の書き方
上段よりもやや小さめに贈り主の氏名を書きます。
中袋の書き方
中袋によって、記入欄が印字してあるものがあります。
印字してあるものは、印字通りに記入しましょう。
印字のない中袋の場合は、
表 中央に旧漢字で金額を書きます。
一 → 壱
ニ → 弐
三 → 参
五 → 伍
七 → 七
八 → 八
十 → 拾
万 → 萬
例 … 金 伍千円
裏 住所と氏名を書きます。
旧漢字なんて普段書かないので、面倒くさいなぁと思いますよね。
しかし旧漢字で書くのには意味があるんです。
一・二・三などの略式の漢数字で書いた場合、一本線を足すだけで簡単に金額が書き換えられてしまいます。
金額が書き換えられないようにと、旧漢字で書くようになっています。
お祝い金ののし袋の入れ方
封を開けた時に、人物の顔が表の上部に来るようにのし袋に入れます。
お札は、シワや折り目の無い新札。
お札の枚数は、四(死)や 九(苦)などに結びつく縁起の悪い数字は避けます。
近ごろは、代筆もお願いできるんですね!
まとめ
のし袋の選び方も、お祝いや金額によって様々。
恥ずかしくないようにしっかり準備したいものです。
私は初節句のお祝いの席に呼ばれているので、当日お祝い金をもっていくことにします。