流れ焼香・随時焼香とは?服装や仕方が気になる
最近、流れ焼香という言葉を耳にします。
「流れ焼香」という言葉を初めて聞いたのですが、流れ焼香って何なのでしょう?
焼香は焼香なのでしょうが、どんな焼香なのでしょうか?
「流れ焼香」とはどういったものなのか、服装や仕方などを調べてみました。
流れ焼香とは?
流れ焼香とは…
葬儀には参列せず、焼香をして故人を悼み、会館を後にする。
ことのようです。
「随時焼香」ともいうようですね。
葬儀が始まる前に一般参列者には焼香する時間が設けられていて、一般参列者は会場に行き焼香を済ませ帰る といった流れなので短時間で帰ることになります。
焼香後、遺族に挨拶することもできるようです。
一般の参列者は焼香だけで故人を追悼するということですね。
今までは親族と共に出棺まで見送るのが一般的でした。
しかし新型コロナウイルスの感染拡大の影響もあり、密集・密閉・密接の「3密」を避けるということで、近親者だけの「家族葬」が増えています。
どうしても高齢者の参列が多くなってしまう葬儀では感染予防には注意が必要です。
そのため一般の参列者は、焼香のみでお別れをするということをお願いすることが定着しつつあるようです。
2020年新型コロナウイルスの感染拡大と共に葬祭場には、感染を心配する利用客から「普通に葬儀をおこなっていいものだろうか…」などの多くの問い合わせがあったようです。
そのため、宗教的に正しいやり方なのかはわからないが、細心の注意を払いながら最低限の礼節を守り異例の様式で執り行うところが増えているようです。
流れ焼香の服装は?
焼香のみで会場を後にするとなると、服装は喪服を着なくてもいいのかな?
と思ってしまいますよね。
短時間で帰るとなると、喪服を着るまでもなく、地味な暗めな服装でいいのでは? と思ってしまいます。
実際に流れ焼香に参列したわけではないので何とも言えませんが、やはり喪服でお別れをするのが好ましいように思います。
親族とも挨拶を交わすので、短時間で退場するとはいえ、やはり喪服での参列が良いと思われます。
流れ焼香の仕方は?
流れ焼香の仕方は、通常の告別式の仕方と変わりはありません。
通常は葬儀・告別式の終盤で焼香が始まりますが、流れ焼香では葬儀が始まる前に一般参列者の焼香を始めます。
一般参列者は告別式には参列せず、親族の葬儀が始まる前に焼香を済ませ会場を後にする といった流れとなります。
ですので、焼香の仕方については変わりはありません。