こどもの日の料理の由来と簡単なレシピを紹介します!
5月5日は「こどもの日」です。
毎年こどもの日が近付くと、「何か美味しくて可愛い料理を作ってみようかな?」などと、こどものために一生懸命になる家庭が多いのではないでしょうか?
小さいこどものいる家庭では特に一生懸命になってしまいますよね。
そこで、こどもの日に簡単に作れる料理を紹介しますね。
由来も気になったので併せて調べてみました。
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こどもの日の料理って何があるの?
5月5日は「こどもの日」という祝日ですが
「端午の節句」という男の子の成長をお祝いする日なんです。
3月3日の「桃の節句」は女の子の成長をお祝いする日で、ちらし寿司やハマグリのお吸い物などの定番料理でお祝いをしますね。
対してこどもの日の料理で思い出すものって…
「ちまき」や「柏餅」くらいしか思い浮かびません (^_^;)
「ちまき」「柏餅」が料理と言えるのかどうかはさておき、こどもの日のお祝いの料理ってどんなものがあるのでしょうか?
調べてみたところ、
・赤飯
・ちらし寿司
・鯛、鰹(カツオ)、鰤(ブリ)、鱸(スズキ)などを使った料理
鯛の塩焼き。
鰤の照り焼き、鱸のムニエルなど。
・筍を使った料理
筍のお吸い物、ちらし寿司など。
その他、一般的に縁起が良いと言われている 海老・蓮(れんこん)・豆 が料理に使われたりするそうです。
しかし毎年欠かせないのは ちまき・柏餅 ですよね!
こどもの日にちまきや柏餅を食べるのはよく知られていますよね♪
でもなぜこどもの日に、ちまき・柏餅を食べるのでしょうか?
なぜこどもの日には魚や筍を使った料理を食べるのでしょうか?
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こどもの日の料理の由来
まず、こどもの日には欠かせない「ちまき」「柏餅」の由来を調べてみました。
「ちまき」の由来
ちまきはもともと中国で作られた料理で、平安時代の頃に日本に伝わってきたと言われています。
こんな中国の伝説があります。
この中国の伝説がちまきの起源のようで、
日本でも中国でも5月5日には「ちまき」を食べるようになったのだそうです。
中国のちまきは主にササで巻くのですが
日本では茅(ちがや)の葉で包んでいたそうです。
そのため「茅(ちがや)まき」と呼んでいたようです。
「茅」という字は「ち」とも読みます。
徐々に「ち」の方が多く使われるようになったため「ちまき」と呼ばれるようになったそうですよ。
そもそも日本のちまきは、もち米を植物の葉で包み、殺菌力や防腐性のある灰汁で煮込む、保存食だったようです。
その後、各地で改良や簡略化が行われ、江戸時代には味も調理法も違う4種類のちまきが存在したようです。
その中の1つが現在の和菓子のちまきに変化していったようですね。
「柏餅」の由来
「柏餅」は平たく丸めた上新粉の餅の間に餡をはさんで二つに折り、柏の葉で包んだ和菓子です。
この柏の葉は、新芽が出るまで古い葉が落ちないのだそうです。
そのため、家系が絶えない縁起の良い樹木とされ、端午の節句には柏の葉で包んだ柏餅を食べ子孫繁栄を願いました。
柏餅が食べられるようになったのは江戸時代に入ってからで、日本独自の食べ物なのだそうですよ。
ちなみに柏餅の中の餡は、こし餡・粒餡・みそ餡の3種類があるのだそうです。
柏の葉の表を外側にして包んだものがみそ餡
柏の葉の裏を外側にして包んだものがあんこ
と区別したり
皮の色が白いものがこし餡、緑が粒餡、ピンクがみそ餡と区別したりしているそうです。
その他のこどもの日の料理の由来も紹介します。
・赤飯
お祝いの席のご飯の代表ですね。
古代から赤という色には、災いを避ける力があると信じられていました。
そのためお祝いの席には魔除けの意味を込めて、赤飯を準備したのだそうです。
・ちらし寿司
家庭で簡単に作れるため、祭り事やハレの日の御馳走として 振る舞われていたそうです。
ちらし寿司そのものよりも、縁起の良い具材を混ぜ込むことで お祝い事に食べられるようになったよう
です。
・鯛、鰹(カツオ)、鰤(ブリ)、鱸(スズキ)などを使った料理
鯛はお祝いの席の定番の魚ですね。
赤い色は神様が好む色、邪気を祓う色と言われています。
「めでたい」の語呂合わせもあるようですね。
鰹は勝男に通ずること、
鰤や鱸は出世魚ということで縁起がいいと言われています。
・筍を使った料理
筍は真っ直ぐ元気に育つという意味があります。
その他、一般的に縁起が良いと言われている
・海老(腰が曲がるまで元気に過ごせるように)
・蓮(将来の見通しが良い)
・豆(まめに暮らせるように)
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こどもの日の料理の簡単レシピ!
こどもの日の料理は、こどもが好きなものを作ってあげたいですよね。
こどもの日に作ってあげたい簡単レシピを紹介していきます。
【鯉のぼりエビマヨトースト】
● 材料(2~3人分)
・食パン:5枚
・むきエビ(ボイルエビ):120g
・ツナ缶:小1
・玉ねぎ:1/4個
・ピザ用チーズ:50g
・マヨネーズ:大さじ4~5杯
・塩・こしょう
【ウインナーの飾り切り こいのぼり】
● 材料
・ウインナー:2本
・ミニウインナー:1本
・黒ゴマ
・つまようじ
※目をスライスチーズとのりで作っても可愛いいですね。
伊藤ハム公式
【こいのぼりケーキ】
● 材料
・市販のスポンジ:1台
・生クリーム:適量
・ブルーベリー:適量
・いちご:適量
モンテール公式
【こいのぼりケーキ】
引用元:https://recipe.rakuten.co.jp/recipe/1150000066/
こちらの楽天レシピで紹介しているこいのぼりケーキも簡単に作れそうですよ。
市販のロールケーキを使用するので、とっても簡単!
こどもと一緒に楽しくデコレーションできますね♪
【鯉のぼりオムライス】
引用元:https://www.kagome.co.jp/products/recipe/A00701/
いつものオムライスが鯉のぼりに大変身!
こどもが大喜びしそうなオムライスです。
ケチャップで有名なカゴメさんが紹介されているレシピです。
鯉のぼり オムライスのレシピ
【鯉のぼり いなり寿司】
引用元:https://recipe.yamasa.com/recipes/1321
とっても可愛い鯉のぼりのいなり寿司。
お弁当にもよさそうですね♪
鯉のぼり いなり寿司
【兜の春巻き】
引用元:https://recipe.rakuten.co.jp/recipe/1050006375/
兜の春巻だなんて、ビックリです!
中の具を変えることによって色々な味が楽しめていいですね。
兜の折り方が折り紙を使って説明してある楽天レシピ、わかりやすいですよ。
【柏餅】
引用元:https://recipe.rakuten.co.jp/recipe/1040005467/
柏餅って意外と簡単に作れるんですね。
その他には、鯉のぼりの形をしたハンバーグやオムライスもいいですよね。
子どもと一緒に鯉のぼり型のクッキーを作るのも楽しそうです♪
まとめ
5月5日のこどもの日。
毎年こどもの日には当たり前に食べていたちまきや柏餅にちゃんとした由来や意味があったんですね。
こどもの日にどこかにお出かけするのもいいですが、お家で家族一緒にこどもが大好きな料理やお菓子を作るのも楽しそうですよ♪
楽しいこどもの日にしてくださいね。